大大阪計画-交通インフラの再編と新たな都市の姿-  

交通の要衝である新大阪駅では限られた範囲に交通機関が積層され、街はグレーインフラ に支配されている。そこで、現在計画されているリニアモーターカーの引込みを新大阪ではなく柴島浄水場北側にする。淀川へ流れ込むようにデザインされた地形と水の存在が計画を統括して支え、人々の豊かな移動体験を繋ぐ広域交通のハブが形成されるとともに、市内中心部を射程にした大阪らしいエリア間移動の起点としての玄関口が創造される。