境界をにじませてーJR神戸線が隔てる学校区を窪みでつなぐ提案  

近藤 佑衣(B4)

まち中にJR神⼾線が⾛る神⼾市東灘区本⼭地区を対象敷地とし、線路を隔てて隣接している3つの学校施設の中⼼となる線路を半地下の⾼架下にすることで、⼦供と⼤⼈のサードプレイスを設計した。設計によって現在線路が⽣み出す2 つの境界(コンクリート壁によって裏道となっている景観・線路によって分けられた学校区によるコミュニティの分断)をならす。⾼架下の窪み空間を拠点として線路沿いに滲み出す屋外サードプレイスや窪みを⾒守る建築は神⼾市の学校問題解決に寄与するコミュニティの場となる。線路沿いには災害により衰退した歴史ある梅の⽊を植栽することでかつての景⾊を再現した。

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愛用のmacを旅立たせてしまったことが唯一の後悔です.今までありがとう泣