富士砂紡樹林帯墓苑 -樹木葬で紡ぐ、砂防の森としての新たな生-  

杉本莉菜 (B4)

古くから土石流災害が人々を襲ってきた大沢扇状地にある砂防施設のあり方を考えるなかで、昨今の墓をめぐる社会問題を解決しうる樹木葬のシステムを介在することで、供養としての小さな営為の積み重ねが、砂防施設とともに土地を守る砂防樹林帯を育んでいく。
砂防樹林帯は50年後、100年後も土地・人々を守り、富士山の眺望に思いを馳せ故人を偲ぶ場所として、遺族と故人、そして人々と大沢扇状地の関係をつないでいく。

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かっこいい富士山を眺めながら制作に取り組めて楽しかったです!