桜のまちの苗木場 -住民が育てる千里ニュータウンのこれからの風景-  

小川 千尋(B4)

千里ニュータウンは豊かな自然環境が整備され、開発から50年以上経った今でも住みやすいまちとして人々に愛されている。本提案では、ニュータウン開発時に運用されていた苗圃の跡地を活用し、新たに桜の苗木を生産する場を設計する。苗木は成人の日などの人生の節目にニュータウン内の公園緑地に植えられ、広がっていく。高齢化率の増加や保育園不足などの背景を捉えながら、未来のまちの風景を住民自らの手でつくる仕組みをデザインする。

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