都市の余白再生計画〈斜面地編〉 -獣道による年月をかけた動く風景のデザイン-  

人間は自然から切り離された存在ではなく、自然と一体の存在である。

私は人と自然を短絡的に分離せず、人々の暮らしが自然と接続していく道を探りたい。
自然の流れの中に私たち自身が生きて行くことのできる居場所をささやかでも確保したい。

本提案は大きな自然のダイナミズムの中でデザインが成り立つ。自然の流れや変化そのものを場所の魅力としていく。