駅による街の再編-石清水八幡宮駅改修計画-  

伊藤沙弥香(B4)

京都府にある石清水八幡宮駅を舞台に新しい駅のかたちを提案する。人々の暮らしに密着した駅のホーム空間は効率よく人を運ぶことを目的とし、その多くが閉塞的で街との関係が薄れ、人の行動は制限されている。その一方、目的地から目的地までの拠点となる駅は移動の中の人々の溜まり場となる可能性をもつ。そこで周辺環境と一体的に駅のホームを設計することで地域住民や観光客にとって街の玄関口となる駅を目指す。ホームからまちへとつながる駅は多様な目的をもった人々が集まり、長時間滞在することができ、新たなまちの魅力が発見できる場所となる。

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